育児がつらい。
正直、そう感じているパパは少なくありません。
でも――
「パパなんだから弱音を吐くな」
「仕事してるだけで楽だろ」
そんな空気の中で、誰にも言えずに抱え込んでいませんか?
僕自身、育児がしんどくて限界だった時期があります。
それでも「自分が弱いだけだ」と思い込み、無理を続けていました。
この記事では、育児がつらいと感じていた一人のパパが、少しラクになるまでの話と今日からできる現実的な対処法をまとめています。
今しんどいあなたが、「自分だけじゃなかった」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

運営者情報:介護福祉士10年。2児パパが「ミニマルな暮らし」で心に余白を作るまで
共働きの2児のパパとして育児に奮闘しながら、「仕事・育児・家事」のバランスを最適化する「ミニマルな暮らし」を研究・発信しています。
育児がつらいと感じるパパはあなただけじゃない
育児がつらいと感じるパパは、決して少数派ではありません。
仕事が終わっても休む暇はなく、家に帰れば育児や家事が待っている。
それでも「パパなんだから当たり前」と思われてしまう。
周りを見渡すと、うまくやっていそうなパパばかりに見えて、
「しんどいのは自分だけなのか」と感じてしまいます。
でも実際は、多くのパパが同じように悩み、同じように抱え込んでいます。
育児がつらいと感じるのは、あなたが弱いからでも、逃げたいからでもありません。
ちゃんと向き合っている証拠です。
つらい気持ちを放置するとどうなるか
育児がつらいと感じても、
「そのうち慣れるだろう」
「自分が我慢すればいい」
そうやって気持ちを押し込めてしまうパパは少なくありません。
僕もまさにそうでした。
つらさを無視して、毎日をただこなすだけ。
でも、放置した気持ちは消えてくれませんでした。
少しずつ余裕がなくなり、
・些細なことでイライラする
・家族に強い言い方をしてしまう
・自分を責める時間が増える
そして一番つらかったのは、「育児そのものがしんどいもの」に変わってしまったことです。
本当は大切にしたいはずの家族なのに、心が追いつかなくなる。
これは、決して珍しいことではありません。
つらい気持ちを放置すると、問題が解決しないまま、ただ疲れだけが積み重なっていきます。
だからこそ大事なのは、「気合で乗り切ること」ではなく、
少しでもラクになる方向に舵を切ることでした。
限界だった僕がラクになった3つの対処法
育児がつらいと感じていた頃の僕は、
「もっと頑張らなきゃ」
「パパなんだから弱音を吐くな」
そうやって、自分を追い込んでいました。
でも、ある時気づきました。
頑張り続けることが、正解じゃないと。
ここからは、限界だった僕が実際にラクになった3つの対処法を紹介します。
特別なことはしていません。
だからこそ、今しんどいパパにも再現できます。
①「育児がつらい」と自分で認めた
最初にやったのは、解決策を探すことではありませんでした。
「自分は今、つらい」と認めることです。
それまでは、
まだ耐えられる
もっと大変な人もいる
文句を言うのは甘え
そう思っていました。
でも正直になるだけで、「無理に強がらなくていいんだ」と、
少し肩の力が抜けました。
つらさを認めることは、逃げではなく、立て直すための第一歩でした。
② 完璧なパパをやめた
育児も、家事も、仕事も。
全部ちゃんとやろうとしていた頃が、一番きつかったです。
そこで意識的にやめました。
100点の育児を目指すこと
他のパパと比べること
「できて当たり前」という考え
代わりに、「今日はこれができたらOK」
そうハードルを下げました。
すると不思議と、イライラする回数が減り、子どもと向き合う気持ちにも余裕が出てきました。
③ パパとしての自分だけで生きない時間を作った
育児がしんどくなる一番の原因は、
「自分が消えていく感覚」でした。
だから、ほんの少しでいいので「パパじゃない自分」の時間を作りました。
5分だけ一人でコーヒーを飲む
思ったことをメモやブログに書く
同じ立場のパパの発信を読む
たったそれだけでも、「自分はここにいる」と感じられます。
今日からできる小さな一歩
具体的につらい状況から抜け出し、自分を取り戻すためのルーティンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 [育児がしんどいパパへ。頑張らずに「心の余裕」を取り戻す5つの習慣]
【まとめ】
育児がラクになった理由は、環境が劇的に変わったからではありません。
・つらいと認めた
・完璧を手放した
・自分の時間をほんの少し取り戻した
この3つだけです。